保管基準
この計算機は CDC の母乳取り扱いガイドと ABM Clinical Protocol #8が推奨する保管時間をそのまま使用します。常温(25°C 以下)最大 4 時間、冷蔵(4°C 以下)最大 4 日、冷凍(-18°C 以下)推奨 6 か月(許容 12 か月)、解凍後の冷蔵は最大 24 時間、解凍後の常温は 2 時間以内に使用してください。
注意点
以下のガイドラインは健康な満期産児を対象としています。早産児・免疫の弱い赤ちゃん・病院環境ではより厳しく適用してください。さらに次の点も考慮しましょう。
- 解凍した母乳を再冷凍しない — 細菌増殖のリスク。解凍後 24 時間以内に使用してください。
- 赤ちゃんが口をつけた母乳は 2 時間以内に — 唾液中の微生物により保管時間が短くなります。
- 冷凍庫の扉側より奥に保管 — 扉の開閉が多いと温度変動で品質が低下します。
- 保管容器は BPA フリーの母乳保存バッグまたは食品グレード容器。通常のビニール袋は不向きです。
よくある質問
解凍した母乳を再冷凍できますか?
再冷凍しないでください。CDC・ABM ともに解凍後の再冷凍は推奨していません。解凍過程で細菌が増殖し始める可能性があり、栄養・免疫成分も一部失われます。24 時間以内に使い切れなかった分は廃棄してください。
冷蔵から出した母乳を常温に置いて、また冷蔵に戻せますか?
赤ちゃんが口をつけていない母乳で 常温 2 時間以内であれば冷蔵に戻せます。ただし保管時間は最初に搾乳した時点から数えます。一度出した分はその授乳で使い切るのが理想です。赤ちゃんが口をつけた母乳は冷蔵に戻しません。
冷凍母乳の色が変わりました。傷んでいますか?
母乳の色は母親の食事、保管時間、脂肪分離などにより黄色・青みがかった色・ピンクに自然と変化することがあります。石けんのような匂いはリパーゼ活性による正常反応(赤ちゃんが嫌がる可能性はありますが安全)で、酸っぱい・腐敗臭がする場合は廃棄してください。