妊娠の話題

着床出血

妊娠初期の少量出血 — 時期、色、月経との違い

着床出血は、胚が子宮内膜に潜り込む際に小さな血管が破れることで起こります。妊娠の約10〜25%で見られます。時期、色、量は月経と明確に異なりますが、出血には他にもさまざまな原因があるため、量の多い出血や痛みがあれば必ず受診しましょう。

いつ起こる?

排卵後6〜12日で、通常は月経予定日の数日前 — LMP基準で妊娠4週ごろです。早めの軽い月経のように見えることが多く、多くの方が初めは気づきません。

見た目

  • : 薄いピンクまたは茶色(古い血液)。鮮赤色はまれです。
  • : 数滴からナプキン1枚未満で、こまめにナプキンを替えるほどではありません。
  • 持続: 数時間から3日間、通常は1〜2日。
  • 血の塊: ありません。血の塊があれば着床出血の可能性は低いです。

着床出血と月経の違い

  • 月経は量が増えてピークを迎え、その後減ります。着床出血は最後まで少量のままです。
  • 月経の血は鮮赤色→濃い赤になります。着床出血はピンク/茶色のままです。
  • 月経は3〜7日続きます。着床出血は1〜3日以内に終わります。
  • 月経は強い痛みを伴います。着床出血はせいぜい軽い引っ張られ感です。

よく伴う症状

  • 軽い下腹部の引っ張られ感(月経痛より弱い)
  • いつもより強い乳房の張り
  • 急な倦怠感
  • 頻尿

評価が必要な出血

量の多い出血、鮮赤色の出血、痛みを伴う出血は、着床以外(切迫流産、子宮外妊娠、子宮頸部の刺激など)が原因の可能性があります。次の場合は受診してください:

  • 通常の月経より多い出血
  • 鮮赤色の出血が続く
  • 血の塊が出る
  • ひどい片側の痛みや肩に放散する痛み
  • めまい、失神、顔色の悪さ
  • 38°Cを超える発熱

検査を受ける時期

最も正確を期すには、出血が止まってから3〜5日後(月経予定日の前後)まで待ちましょう。早すぎる検査は、まだhCGが十分に上がっていないために偽陰性になることがあります。

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教科書的な平均値です。個人差が大きく、医学的助言ではありません。詳しくは産婦人科でご確認ください。